両A面シングル「supernova/カルマ」
そのうちの「supernova」のレビューをしたいと思います。


supernovaとは、日本語で「超新星」といいます。
今まで存在していた星が寿命を終え、最後にその銀河全体の明るさにも匹敵するほどの大規模な爆発で明るく輝いて見える現象のことを「超新星」といいます。
今まで何でもなかったものが、無くなってから気づく大切さ、儚さ、そんなものだと思います。
気づいたんではなく、気づかされた。


「君の存在だって 何度も確かめはするけど 本当の大事さは居なくなってから知るんだ」


生きているという証明、生きていく事で残り少なくなっていく時間。
終わりが近づいていくという事実から逃げずにまっすぐ向かい合っている。


「歳を数えて見ると分かるんだ 些細でも歴史を持っていたこと それとほぼ同時に分かるんだ それにも終わりが来るって事」


自分の存在なんて、関係のない他人から見れば、取るに足らないもの。
今を生きるために、自分の世界を持っている。
自分の為、あなたの為。


「君を忘れた後で思い出すんだ 君との歴史を持っていたこと 君を失くした後で見つけ出すんだ 君との出会いがあったこと」


同じ星に関する題名の「天体観測」とはまた違い、キレイなアコースティックギターを奏で、優しい声で歌っています。
まるで包まれるような、優しい曲、唄声。


「僕らの時計は止まらない動くんだ」